三和テクノス株式会社

ウェルビーイングな経営とは?わかりづらい!!

 ウェルビーイングな経営とはどういうことでしょうか?前回ウェルビーイングに関する学術的な考えを複数紹介しましたが、今回は企業経営に用いた場合に関する考察をしてみたいと思います。

 

 まず、株式会社日本能率協会マネジメントセンターの見解を要約すると、ウェルビーイングな経営とは、自社の利益を追求するだけではなく、経営に係る関係者全員の幸せを追求する経営で、社員の健康状態を把握し改善する(健康経営)だけでなく、目的意識をもって主体的に仕事に取り組み、生き生きと働ける状態を目指すことになります。

 


ウェルビーイングな経営とは、自社の利益追求だけでなく、関係者全員の幸せを追求する経営

 

そのために重要な視点を3つ示しています。

①定義   取り組む目的を示して、自社にあわせてウェルビーイング経営を定義する

②具体化 定義の浸透だけでなく、具体的な施策や社内ルールや規定にまで落とし込む

③可視化 取り組んだ結果を可視化するために、数値による成果観測を行う

これによって、離職率の低下、採用率の向上、生産性や企業価値の向上、従業員のモチベーションの向上、医療費の削減などのメリットが得られますが、企業経営者が一番気にしている利益を過度に追及する事は難しくなるかもしれません。しかし、ウェルビーイング経営は、短期的ではなく中長期的な視点に立って取り組むことに意義があるとなっています。こうした取り組みによって、メンタルヘルスケアや労働環境の改善、コミュニケーションの活性化などの効果も期待されます。

 

 また、財団法人日本生産性本部のメンタルヘルスへの企業取組のアンケート調査によれば、ウェルビーイング経営に関して、その目的は、①従業員の健康維持・増進が65.9%②従業員エンゲージメント向上が62.9%③生産性や創造性の向上が41.8%となっている一方で、①費用対効果が不明確45.0%②評価指標の設定が難しい43.8%③ウェルビーイングの定義等が曖昧30.2%と課題もあり、自社なりのウェルビーイングをどのようにとらえるか疑問を投げかけています。

 


自社にあったウェルビーイングを具体化して取り組むことが重要

 

 以上のように、公的機関や研究機関等の分析が多々ありますが、経営のトレンドになっているウェルビーイングを社内に浸透させるために何をすべきかとなると、概念を具体化し浸透させることはそう簡単ではないと考えます。事業永続のためには時間をかけて浸透させる取り組みが必要ではないでしょうか。

 

利益ファーストそれとも従業員ファースト ⇒ どちらも重要

 

 

三和テクノスの五感・ヘルスケア事業が提供する「アメニティスポット」と「ウェルビーイング」との関係について

 

 アメニティスポットは、「居心地の良さを五感で感じられる空間」としていまして、オフィス(職場)をリノベーションによって改善し、ウェルビーイングな環境にすることによって、従業員のエンゲージメントや生産性の向上と、従業員の満足度を高めたり、離職率を低下させる等の効果を期待し、企業の価値を向上させることに寄与していきます。そして、そのプロセスにおきましては、中核3機能である①シナリオ(企画)②デザイン(意匠・プラン)③プロダクション(演出)を企業側と協働で構築し、五感演出に関しては、視覚・聴覚・嗅覚の3要素を主体とし、指定された場所をリノベーションによってアメニティスポットに改善します。アメニティスポット設置後は、利用状況や効果検証、メンテナンスや改善、ヘルスケアに関するアドバイスや相談対応等のフォロー(ヘルスケアサポート)を継続的に支援していく仕組みとなっています。

 

 企業経営者からは、数値的評価が困難、費用対効果の評価がしづらいなどの課題も指摘されていますが、経営のトレンドになっている「ウェルビーイングな経営」を実践するということは、中長期的な視点に立って、健康な従業員を安定的に確保し、長く存分に働いてもらうことによって、企業も従業員もそしてその家族も幸せになることにつながるのではないでしょうか。

 

三和テクノスの五感・ヘルスケア事業は、クライアント様の実情に合った「アメニティスポット」を共同で創り上げ、ウェルビーイングな環境に改善することを目指しています。

 

アメニティスポットは「居心地のよさを五感で感じられる空間」という概念を具体化するシステム

 

事業戦略室 中村

2026.04.09